2012年9月8日土曜日

そば清とは(Wikipedia)・・・。

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そば清

あらすじ
蕎麦屋で無駄話をしている江戸っ子連中。蕎麦を食べていた見慣れない男の食いっぷりに感心し、『男が蕎麦を何枚食べられるか』で賭けをすることを決定した。
翌日、再びやってきた男に江戸っ子たちが声をかける。
「え? 蕎麦の大食い? 買ったら一分進呈…」
「やってくれないかなぁ。実は、向こうでニヤついてる奴らと賭けをしてさ、あんたが蕎麦を二十食べなかったら一分払うことになっちゃったんだよ」
「はぁ…。蕎麦を二十、やってみましょうか。あ、用意できました? 有難うございます。えぇ、私も引っ越してきたばかりですし…ズルズル…皆さんのお役に立てれば幸いでございます…ズルズル…しかし、蕎麦の大食いなんてなかなか出来る物では…ズルズル…何枚食べました?」
「全部食っちまったよ、もう…」
「そうでございますか。では、掛け金の一分はいただいてまいります」
すっと帰ってしまう。シャクに障った江戸っ子連中、翌日二分用意すると、男がやってくるのを待ち構えて…。
「今度は二分だ、勝負!」
「今度は三十枚。大丈夫ですかねぇ…ズルズル…マァ、昨日一分いただいたばかりですし…ズルズル…あのまま勝ち逃げするのは人間として…ズルズル…何か申し訳が無いような気が…ズルズル…いたしますからねぇ…ズルズル…もう無くなりましたか、それでは掛け金をいただいて」
またすっと帰ってしまった。唖然となった江戸っ子たちに、店の奥で酒を飲んでいた男が声をかける。
「あの人はね、本名を清兵衛さん、通称『そば清』さんという蕎麦の大食いで有名な人なんですよ。何でも、蕎麦の賭けで家を3件も建てたとか…」
「早く言えよ、この野郎!!」
このまま引き下がっては江戸っ子の恥。やけになった江戸っ子たちは、執念で一両の金を用意して清兵衛さんを待ち構えた。
「今度は50枚だ! 勝ったら一両やろう!!」
一両の金には食指が動いたが、流石に50枚も食べる自信の無い清兵衛さん。仕事があるからと店を逃げ出し、そのまま信州へ商売に出かけてしまった。
数ヵ月後、商売を終え、帰ろうとした清兵衛は山中で迷子になってしまう。
途方にくれていると、向こうに狩人がいるのを発見。声をかけようとするが…狩人が何かを狙っているのに気づき、それが終わるまで待つことにした。
「何を狙っているのかな?」
気になって向こうを覗いてみると、そこに居たのはなんと大蛇!
固唾を呑んで見守っていると、狩人の一瞬の隙をついて大蛇が狩人を飲んでしまった。
しかし…流石に丸呑みはきつかったようで、大蛇の腹はボールのように膨らみ七転八倒。
傍に生えていた黄色い草を、長い舌でペロペロ…。
たちまち膨れていた腹が小さくなって、そのまま向こうへ行ってしまう。
「へー、あの草は消化の薬になるんだ。これを使えば…」
清兵衛はほくそ笑み、その草を摘めるだけ摘んで江戸へ持ち帰った。
江戸に戻った清兵衛さんが蕎麦屋に行くと、やはり江戸っ子たちが待ち構えている。
「この前の勝負、受けさせていただきましょう!」
蕎麦屋には大勢の野次馬がつめかけ、清兵衛の前に大盛りのそばがずらり。
「では、はじめましょう」
その速いこと、そばの方から清兵衛の口に吸い込まれていくようで、みるみるうちに三十、四十…。
このあたりでさすがの清兵衛も苦しくなり、肩で息を始める。
体に毒だから、もうここらで降参した方が身のためだという忠告をよそに、「少し休憩したいから」と言って廊下に出て、障子をピタリと閉めさせて例の草をペロリペロリ……。
いつまでたっても出て来ないので、おかしいと思って一同が障子を開けると…。
そばが羽織を来て座っていた。
落ち
つまり黄色い草は消化の薬ではなく、人間を溶かしてしまう草だったという考え落ち
原話・『蛇含草』
隠居のところで「蛇含草」と言う消化の薬をもらった男が、の大食い勝負に挑戦する。
オチは「餅が甚兵衛(夏羽織)を着てあぐらをかいていた」
「餅の曲食い」が売り物で、『出世は鯉の滝登りの餅』・『お染久松相生の餅』と言いながら、調子よく仕草を交えて、餅をポンポンと腹に放り込んでいく。

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